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2008年1月29日 (火)

印紙納付しても…

印紙納付とネットバンキング、印紙納付の方が司法書士に優しいイメージがあって、ちょっと自信がない登記は印紙納付って扱いにしています。

何故、印紙納付の方が司法書士に優しいかって言うと、印紙再使用手続がとれるからなんですが、これにはちょっとした落とし穴がありました。

登録免許税第31条(過誤納金の還付等)第3項の規定です。

登記機関は、登記等を受ける者から登記等の申請の取下げにあわせて、当該登記等の申請書(当該登記等が第23条の官庁又は公署の嘱託による場合にあっては当該登記等の嘱託書とし、当該登記等が免許等である場合又は第24条の2第3項の規定により第21条から第23条までの規定を読み替えて適用する場合にあっては当該登記等に係る登記機関の定める書類とする。次項において同じ。)にはり付けられた登録免許税の領収証書又は印紙で使用済みの旨の記載又は消印がされたものを当該登記官署等における登記等について当該取下げの日から1年以内に再使用したい旨の申出があったときは、政令で定めるところにより、当該領収証書又は印紙につき再使用することができる証明をすることができる。この場合には、第5項の申出があったときを除き、当該証明を受けた領収証書又は印紙に係る登録免許税は、還付しない。

で、この規定でいくと、印紙の再使用は取下げの場合に限られ、印紙を多く納めてしまった場合には、原則通り還付手続をとられてしまうということなんです。

あまり大きな声では言えませんが、今までは、印紙の場合、差し替え手続きに応じて貰えたり、便宜的な取扱いをして貰えることがありましたが、オンライン申請ではそういうことはまず不可能だということになるんでしょうね。

結果、印紙納付しても、それほど、司法書士に優しくないってことです。

現行の登録免許税の還付手続きの不具合を避けるために、ネットバンキングではなく印紙納付しましょう運動より、現行の登録免許税の還付手続きの不具合を解消する登録免許税法の改正運動をした方がオンライン申請が伸びるのではないでしょうか。

ネットバンキングの場合、司法書士の口座から納付しているのに、何故、司法書士に還付されないシステムなのか理解に苦しむんですけど。

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